びっくり!期間限定 お得な海外ツアー“上海、無錫、蘇州4日間”
3泊もデラックスホテルに泊まり、観光も楽しめ食事の心配もしない至れり尽くせりの旅行が27,800円。とてもお得に楽しめる海外ツアーがあります。
格安ツアーは、安かろう!悪かろう!が定番ですが、ホテルもデラックスクラスで食事も計7回付いています。東京から上海の航空代金に3泊のホテル代、現地ツアーガイド、バス代をどうやって工面するのか心配になるほどです。以前、同じようなツアーに参加した時の印象は、食事のメニューや量は問題がないのですが、贅沢な料理とは言えないものでした。しかし、食後にツアー参加者は口々にツアー代金を考えると、けっしてこれ以上の無理は言えないとの意見が大半でした。個人でレストランを探すことを考えると時間・コストを省いてくれ、やはり贅沢を言っていられません。そうはいってもツアー客同士で「この料理、おいしいですよ」と勧め合う場面があるほどです。このツアーには上海蟹が一人1杯付きというからさらにびっくりです。
現地ツアーガイドに参加したツアーについて話を聞くと、はっきりとは言いませんでしたが、価格交渉が大変でできれば気に入ったオプションに参加して頂けると嬉しいですとの事でした。参加者のお世話を誠心誠意しているガイドさんの姿を見ていると集合時間は厳守、無理は言わない、迷惑を掛けない、と応援したい気持ちになります。
今回のツアーの観光ポイントは、無錫では太湖で遊覧船に乗り、蘇州では世界遺産の蘇州4大名園のひとつである滄浪亭(そうろうてい)と京杭大運河、山塘街散策。上海では外灘を散策、豫園商城、新天地を散策することになっていて、これらの観光もツアー代金に全て含まれています。
3泊4日の旅ですが、1日目は夕方羽田空港に集合し、日付が変わってから無錫に到着、最終日の4日目は早朝に上海のホテルを出発しお昼過ぎには羽田に到着となります。しかし、中2日間は上海のホテルに連泊となりますので効率も良く、荷物の移動も最小限に抑えられます。
オプションのお勧めは“黄浦江ナイトクルーズ”です。外灘を昼間散策しますが、夜にきれいにライトアップされた外灘の建物、反対の岸には近代的な高層ビル群が並ぶ姿は上海を象徴する景色です。昼間の散策の数十倍も素晴らしい景色を堪能できます。
もしも、現地ツアーガイドさんに同情して参加したという人がいたとしても、絶対に大満足、後悔無しの上海の夜になるはずです。
ご案内したツアー代金は10/25(木)18時~11/5(火)18時までのタイムセール限定商品です。
お勧めツアーの詳細は、下のバナーをクリックし、表示されたWebサイトの左上のコース番号検索蘭にRT261TSと入力して検索ボタンを押してください。
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感動!台湾 世界10大ホテルともいわれる圓山大飯店(グランドホテル台北)⓫ “圓山大飯店”
台北のランドマーク的な存在の一つといっても良いほど、美しい中国建築のホテルがあります。台湾の歴史を物語るこのホテルは台北を訪れたならば一見の価値があります。
かつて、日本統治時代この地には台湾神社があったといいます。敗戦後、この神社を含め台湾全土にあった神社は廃止されたということです。小高い山の上に建つきらびやかなホテルを見ると少しだけ複雑な感情が沸き起こるのですが、建物に近づくとその壮大さと美しさに圧倒されます。かつての宮殿か博物館など歴史的建造物で中に入るには入場料を取られるのではないかと思うほどです。
今から30年以上前に訪れた時には、台北市内であってもまだまだ整備されていない雑然とした地方都市といった雰囲気で夜市に行くと感じることができる台北市民の活気ある生活感がありました。しかし、車でまっすぐに伸びた広い道路を走って坂を登り圓山大飯店の前に立つと、別の都市にいるようにさえ思えたものです。1952年に国営でスタートした圓山大飯店は、蒋介石の指示で建てられ、蒋介石の妻である宋美齢が運営に関わっていたといいます。ロビーに入ると、そこは広い空間と高い天井で豪華な造りが見られます。そして非公開ですが秘密の地下道が2本あり、付近にある公園まで続いているといいます。蒋介石夫婦はここを自宅として寝泊りいたようなので、いざという時の脱出の手段を確保していたのでしょうか。
見るだけでも…、お茶を飲むだけでも…、広東料理を食べるだけでも…。やはり、一度は泊まってみたいものです。
【お勧めツアー】圓山大飯店に宿泊する台湾縦断ツアー(阪急交通社)
コース番号 |
TT71701 |
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ツアー名 |
キャセイパシフィック航空〈ビジネスクラス〉利用! 2つの圓山大飯店に泊まる台湾縦断4日間 |
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ツアー設定期間 |
2018年11月12日~2019年3月31日 |
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出発地 |
東京(成田) |
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旅行期間 |
4日(3泊) |
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ツアー料金 |
¥99,900~¥199,900(別途燃料サーチャージ 約¥6,000が必要) |
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ツアーのポイント |
l キャセイパシフィック航空往復ビジネスクラスを利用 l (空港ラウンジ利用可) l 台北、高雄、二つの圓山大飯店に宿泊 l 計8回の食事付き(朝3回、昼2回、夜3回/機内食を除く) l 台湾の見どころを巡ります(九份・日月潭・高雄・故宮博物院) l 故宮博物院見学は、たっぷり2時間 l 九份は夕方から見学、高台のレストランにて夕食(九份郷土料理) l 午後3時の出発なので、ゆっくりと空港へ行くことができます l 移動は20名限定のバス、台湾高速鉄道(新幹線)利用でラクラク l 現地ツアーガイドが付いて安心 |
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ツアースケジュール |
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1日目 |
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出発前、空港ラウンジにてご休憩 |
15:15~15:40 |
キャセイパシフィック航空ビジネスクラスで台北(桃園空港)へ |
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18:25~18:35 |
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23:20 |
バスにて台中市へ移動(約150km、約2時間30分)し、ホテルへ |
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2日目 |
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7:30 |
ホテル発 |
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台中市内観光(彩虹眷村) |
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日月潭へ(70km、約1時間20分) |
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湖畔のレストランで昼食 |
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台南へ(約160km、約2時間30分) |
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台南市内観光(赤嵌楼) |
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高雄へ(約45km、約1時間) |
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高雄観光(蓮池潭、地下鉄美麗島駅) |
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民芸品店にてショッピング |
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夕食(客家料理) |
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2/19~2/28のツアー限定 ランタンフェスティバル2019ご案内 ※ホテル着が22:00~22:30になります ※高雄観光(赤嵌楼)を行わず、夕食後屏東県へ(約50km/約1時間) |
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20:30 |
ホテル着(高雄 圓山大飯店) |
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3日目 |
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8:00 |
ホテル発 |
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高雄 左営駅へ |
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台北着後、民芸店へ |
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昼食(点心料理) |
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九份へ(40km、約1時間) |
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九份観光 |
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夕食(高台に建つレストラン『九戸茶語』にて九份郷土料理) |
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台北へ |
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20:30 |
ホテル着(圓山大飯店) |
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4日目 |
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8:50 |
ホテル発 |
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免税店に立ち寄り空港へ |
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空港ラウンジでご休憩 |
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12:50~13:00 |
台北(桃園空港)発 |
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16:55~17:20 |
東京(成田)着 |
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感動!台湾(良縁のパワースポットと十分)❿“霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)、十分(シーフェン)”
- 良縁に恵まれたいなら強力パワースポット霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)へお参り
唐の時代に韋固(いこ)という人がおりました。旅の途中にひとりの老人が袋にもたれ座っていました。その老人は書物をめくりながら「誰と誰が結婚するのかが記されている書物を見ているのだ。この袋の中には赤いひもが入っていて、男女双方の足を赤いひもで結んでおけば、二人は必ず結婚することになる。」と言いました。袋を背負い歩き出した老人の後を歩いていくと、向こうからある女が幼女を抱いて近づいてきます。そして老人は、「あの女に抱かれた幼女と結婚することになる。」と告げるのでした。しかし、韋固(いこ)は老人の言葉が気に入らず付き人に幼女を殺すよう命じ、付き人は少女を刃物で刺し、逃亡してしまします。あれから14年の月日が流れ、韋固(いこ)は結婚をしました。しかし、妻の顔には刀傷があり、その理由を尋ねると14年前に乳母に抱かれ歩いていると、突然ある者に刺されたと言うのでした。韋固(いこ)は驚き、あの時の老人が言ったことは本当だったと悟ります。結婚の縁とは、昔から決まっていてあの時の老人は結婚を司る神様に違いないと思うようになったそうです。そして、この縁に感謝して、妻と幸せに暮らしたということです。月明りの下で書物を見ていた老人にちなみ、この神を「月下老人」と呼ぶようです。
その月下老人を祀る廟が台北にあり、ここを訪れる外国人は日本人がもっとも多いのだそうです。実際にこのパワースポットを訪れて参拝した結果、良い縁に巡り合ったと御礼に見える方が多いのだそうです。
良縁のパワースポット、霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)はお参りの仕方があるのだそうです。
【お参りの仕方】
- 廟横にある売店で、「金紙」と「線香3本」のセットを買い求めます。
- 廟内に、赤い糸が入ったお守りが入った「お供えセット」が売っていますので、より強いパワーを求めるならば購入します。
- 「金紙」と「お供えセット」を廟前にある台の上に置きます。そして「線香3本」は売店先の右側にあるガス台「「點香處」で火をつけます。
- 線香を持って、道教においてすべての神様を統率する中心の神様で最も偉いとされる天の神様である「天公様(玉皇大帝、天帝、上帝とも呼ばれる神様)」をお参りします。頭の中で、名前、年齢、住所、そして願い事を唱えます。
- 次に、正面から進み、一番奥のご本尊である城隍爺(チャンホアンイエ)をお参りします。城隍爺(チャンホアンイエ)のご利益は、無病息災と金運アップです。頭の中で、名前、年齢、住所、そして願い事を唱えます。
- その次に月下老人をお参りします。頭の中で、名前、年齢、住所、結ばれたい人の名前(特定の人がいない場合は好みのタイプ)、そしてどのようになりたいのかを唱えます。
- 右側にある部屋に入り、左側から順番に3人の神様を参拝します。
- 最後にもう一度、天公様にお参りし、爐に線香を立てます。「お供えセット」からお守りを取り出して爐の煙にかざして、時計回りに3周まわして、大切に持ち帰ります。
- 「お供えセット」から砂糖「喜糖(シータン)」を取り出して、月下老人の前にお供えします。
- 「金紙」は、回収ボックスの中へ収めます。
これで、霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)のお参りは終了です。
- ランタンのふるさと『十分(シーフェン)』
十分(シーフェン)は、ランタンに願い事を書いて飛ばすことで有名になった山間部の街です。ランタンは竹細工で形を作り、その上に大きな紙の袋をかぶせてあります。中に油をしみこませた紙を固定して火をつけると、ランタンの内部の空気が温まって空中に浮かび上がります。
ランタンには色を塗られていて、その色にはそれぞれ意味があるのだそうです。
赤 |
健康運 |
黄色 |
金運 |
濃い青(藍色) |
事業運 |
ムラサキ(紫) |
学業運 |
白 |
明光運 |
オレンジ(橙色) |
愛情運 |
ミドリ(緑) |
順調運 |
ピンク(桜色) |
幸福運 |
単色のランタンのほかに、1つのランタンに4色まで選べるものもあり、多くの運を望む人には嬉しいランタンです。
ランタンは、ローカル線の平渓線の線路わきに並ぶランタン屋で購入し、4面にそれぞれ願い事を墨で書きます。そして線路上からランタンを空に飛ばします。
列車がくる場合は知らせてくれますので、必ず早めに退避するようにします。ランタン屋さんにシャッターを押してもらうようにお願いすればこころよく応じてくれますので、よい思い出の写真も撮れます。
十分駅から徒歩20~30分のところに『十分瀑布』があります。途中には飲食店やお土産屋が並び、散策気分も味わえます。滝は、幅が約40m、高さが20mほどで緑に囲まれた自然の中にあります。
自然を満喫し、マイナスイオンを浴びてリフレッシュ効果も期待できます。
台北発 霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)、十分(シーフェン)の現地ツアー情報
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感動!台湾(茶芸館で台湾茶を堪能する)❾“お茶の街 坪林(ピンリン)、猫空(マオコン)”
台湾のお茶の歴史は、そんなに古くないと言われています。18世紀の後半に中国本土の福建省から苗木を入植したそうです。台湾南部産の良質の烏龍茶が有名ですが、北部では包種茶(パオチョンチャー)という種類の産地で、烏龍茶に比べると発酵の程度が軽いので半発酵茶といわれています。より緑茶に近いので日本人にとっては飲みやすいお茶だといえます。
坪林(ピンリン)は険しい山に囲まれた美しい自然で溢れ、きれいな水がお茶の風味を一層感じさせてくれます。坪林茶業博物館ではお茶について学ぶことができる展示館やお土産ショップがあります。
猫空(マオコン)にはロープウェイがあり、その長さは4km以上あります。ふもとの動物園駅は海抜24.1m、山頂の猫空駅は海抜299.3mで、高さ275.2mをゆっくりと眼下に広がる茶畑を眺めながら登っていきます。
天気が良い日なら台北101の姿を確認することもできます。また、ロープウェイのゴンドラの一部は床がシースルーになっているものがあり、ちょっとしたスリルを味わうこともできます。
感動!台湾(知られざる人気スポット)❽“台湾の最北端 淡水、北投温泉”
台湾旅行の定番といえば、台北の台北101や故宮博物院、士林夜市に九份。
しかし最近、穴場スポットとして静かなブームになっているのが台湾北海岸エリアです。
東シナ海に面した台湾北部は日本人観光客にあまり知られていませんが、淡水駅はMRTの終着駅で台北市内から40分ほどで到着します。夕陽の美しいことが有名な淡水は、オシャレなカフェやお土産屋、歴史的建造物もあって遊歩道を散策すれば、リゾート気分にもなれリラックスした旅を味わうことができます。
- 歴史あふれるリゾート気分に浸る「淡水」
淡水は、1624年にフィリピンのマニラから来たスペイン人がこの地を占領し、要塞を築きました。その後1642年にはスペイン人に代わって台南から来たオランダ人がこの地を占領し、2年後の1644年に要塞を再建し、その姿は現在も紅毛城(こうもうじょう)として残っています。1662年に鄭成功がオランダ人を駆逐した後に台湾北部に進出しこの要塞を防衛拠点にしましたが、明朝から清朝時代に代わるとその後、清朝の台湾北部の統治拠点としての役割を担ってきました。1867年以降イギリス政府に租借され、スペイン人のセント・ドミニカ要塞からオランダ人のアントニー要塞、鄭成功政権、清朝、イギリス政府と移り変わってきました。
- 高良質な温泉「北投温泉」
東シナ海を望む台湾原住民の地を、アジアの他国が占領したという歴史が、この淡水の街の風景を形成しています。そして台北から交通アクセスが悪い淡水にMRTが開通すると観光地化が進み、居心地のよい観光地へと変貌を遂げます。
台湾でトップクラスの温泉、北投温泉(ベイトウ ウェンチュエン)は台北市内から約12kmととても近い距離に位置しています。MRT淡水信義線に乗り北投駅で乗り換えて、1駅で新北投駅に到着します。新北投駅から徒歩で2~3分の場所にあり、もちろん台北市内からも日帰りが可能です。
北投温泉といえば、1905年に台湾博物館に勤務していた岡本要八郎によって発見された北投石が有名です。ラジウムを微量に含んだ湯の花が、数千年という長い時間をかけて石灰化した石です。この石は世界で、秋田県田沢湖の湯治で有名な玉川温泉とここ北投温泉の2か所しか産出されないと言われているほど貴重な石です。多くの臨床実験の結果、さまざまな疾病に特効があることが実証されて、多数の実験結果が発表されています。1923年には昭和天皇も皇太子時代に、北投温泉を訪れたことがあるそうです。
北投親水露天公園の中には、洋館の「北投温泉博物館」があります。1階には大浴場、2階はレストランと娯楽施設があります。日本の高級旅館「加賀屋」も北投温泉にあり、温泉街を散策したり、また実際に温泉につかったりして、高良質な温泉を楽しむことができます。台北に来たら必ずといってもよいほど北投温泉に来るという日本人もいるそうです。
台湾北部の魅力を効率よく廻るには現地ツアー参加するのもお勧めです。4名以上が集まれば、日本語ドライバー貸切専用車で送迎、北投温泉で博物館見学や湯につかり、淡水の街を散策しながら紅毛城や名物料理をパクついて、気軽に効率よく観光できるツアーを紹介しておきます。
感動!台湾(サツマイモの形の島は見どころ満載)❼ “士林市場”
- 台湾を代表する最大の夜市『士林市場』
熱帯・亜熱帯地域は昼間暑いので、夜の活動が活発になるために夜市が発展したそうです。また台湾は共稼ぎ家族が多く外食の文化が夜市を拡大させた理由の一つのようです。
台湾地方都市にも夜市はありますが、台湾最大の都市である台北の夜市は、その規模や人の混雑ぶりが違い、活気に満ちています。
今や台北を訪れる外国人観光客も、夜市を訪れるのを楽しみにしているようですし、日本人ならばお祭りや縁日の夜店に、ワクワクして出掛けて金魚すくいや綿あめを食べた思い出を夜市に求めにきているのかもしれません。
グルメ以外にも、お土産品を探しに行くにも便利です。そういう意味では東京御徒町のアメ横のような要素もあります。
屋台、露店、雑貨店、売店、そこに群がる人、やはり行ってみたくなりますね。台北には士林夜市以外にもたくさんの夜市が存在します。観光ガイドブックにはそれぞれの夜市の特長やグルメの紹介が必ずといってよいほど見ることが出来ます。言葉が通じなくとも、ガイドブックの写真を見ながら指をさせば、食べられる場所も親切に教えてくれるかもしれません。夜市で吹く夜風には、台湾の庶民文化に触れることができたという充実感があります。
夜の九份プラス 鼎泰豊, 台北101, 士林夜市立ち寄り台北現地観光ツアー
感動!台湾(サツマイモの形の島は見どころ満載)❻ “九份(きゅうふん)”
- 今やもっとも台湾で行きたい観光地といわれる『九份(きゅうふん)』
台北から北部に位置する九份は、海を臨む高台にあります。近年は観光地として多くの人が訪れる九份ですが、19世紀後半から20世紀前半にかけて金鉱が発掘されていた街で、台湾全土から人々がこの地に集まった時期があったそうですが、今は狭い路地にある急な石段と独特な街のスタイルが多くの観光客を集めています。そして夜は赤い提灯に灯がともり、何とも絵になる街になります。
この地を訪れるならば、ぜったいに夕暮れ時がお勧めで多くのツアーは夕方から夜にセットされています。
1989年、映画「非常城市」の舞台となったことから注目を集めて、その後2000年に入ってから「千と千尋の神隠し」に登場するなどして、今や台湾でもっとも行ってみたい観光地になったといわれているそうです。
九份といえば赤い提灯に灯りがともされた「阿妹茶酒館」前の写真を目にしますが、この景色を見るならば日没前から薄暗くなってからがベストタイミングといったところなのでしょう。しかし、この景色を写真に撮るとなると、なかなか苦労するほど、狭い場所で多くの人を気にしながらの撮影はちょっとたいへんで、近づきすぎると建物全体が収まらず、バックしたいにもその場所も無く、どの場所でシャターを切るか迷うところです。
もう一つ、九份を観光ガイドブックで見ると必ずといってよいほど、名物の芋団子が食べられる「阿柑姨芋圓」を目にします。タロイモなどでつくられた汁粉といったものですが、人の波に誘われてつい食べてみたくなります。購入したらイートインで休憩を兼ね、景色を見ながら食べる芋団子汁は九份の思い出の一つになると思います。
感動!台湾(サツマイモの形の島は見どころ満載)❺ “忠烈祠”
- 衛兵交代式を見に行く『忠烈祠(ちゅうれつし)』
1911年に中華民国開国革命、いわれる「辛亥革命」や抗日戦争など国のために斃(たお)れた33万人の英霊が祀られており、1990年代に入ると殉職した警察官、消防士も祀られるようになったとのことです。ここに唯一ひとりの外人が祀られているそうですが、それは日本人である山田良政という人です。彼は、孫文の活動を支援し辛亥革命に参加したそうです。そして清の軍隊と遭遇して戦死してしまいます。忠烈祠(ちゅうれつし)というと、衛兵交代式が有名ですが日本人の痕跡があることを知っておきたいものです。
入口に到着すると、左右二人の衛兵がピクリとしない格好で向かい合って立っています。1時間はこうして暑くても、寒くてもじっと動かず英霊を護っているそうです。
そして、奥の大殿にも向い合せで二人立っています。
衛兵たちは、身長178cm以上の陸・海・空軍のエリート達で推薦されないとなれない名誉ある人達だとのことでした。陸軍は深緑色、海軍は白色(夏)・黒(冬)、空軍は青色の制服を着ているのだそうです6カ月毎に陸・海・空の隊員が交代するとのことですが、制服の色を見て所属する軍を判断できます。
忠烈祠(ちゅうれつし)は、広大な敷地がありますので、時間が許せばぜひとも、奥の方まで足を運んでみると、衛兵の交代だけではなく別の興味がわいてきます。
千と千尋の舞台「九份」+ランタン飛ばし体験「十分」の2大観光スポットを満喫プライベートツアー
感動!台湾(サツマイモの形の島は見どころ満載)❹ “国立 故宮博物院”
- 世界四大博物館のひとつ 中国歴代皇帝のお宝多数『故宮博物院』
世界四大博物館とは、どこの国の博物館を指すのでしょうか?
フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、それに故宮博物院とのことですが、それならばイギリスの大英博物館やスペインのプラド美術館は外れてしまいます。まぁ、一つくらいアジア地域が入っていたほうが世界を比較したというリアル感が出るのかもしれません。しかし、故宮博物院に展示物を見ると8000年前といわれるものから、初めて中国を統一した秦の始皇帝時代のもの、隋・唐・宋・元・明・清の歴代皇帝のものと、中国大陸の芸術文化の奥深さを感じさせます。皇帝の命を受け、作者が命がけで作り上げたものもあり、人間の持つ究極の技を凝視するとその凄さに言葉を失うくらいです。完成した途端にご褒美どころか、技を封印するために殺されてしまったという話を聞くと、一生を捧げた作品には作者の魂を感じます。
2014年6月24日から9月15日の期間には東京国立博物館、特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」が開催されました。期間中の7月25日、約1ヵ月で20万人の人が訪れたといいます。日本でも大変な人気ぶりで、その展示物の目玉である『翠玉白菜(すいぎょくはくさい)』は、私が訪れた時には目にするまで4時間以上の長蛇の列に並ばなくてはならないほどでした。そこで残念ながらパスをした思い出があります。東京で、会えずじまいの翠玉白菜でしたが、台北へ行き、中国人観光客に押されながらガラスに顔を近付け、魂のこもった翠玉白菜を目前にしました。
故宮博物院には、約70万点の所蔵品があり常時展示している100品目を除いて3~6カ月おきに展示品を入れ替えているそうです。すべての展示品を見るには、10年以上の歳月が必要といわれています。
台北に訪れたら、決して外すことができないスポットです。
しかし、単独行動でガイドさんがいない場合は見るべきものを逃してしまいがちです。事前に調べておくことをお勧めします。インターネット上で多くのサイトで故宮博物院は紹介されていますが、お勧めのサイトをリンクしておきます。
台北 お勧めプライベートツアー
感動!台湾(サツマイモの形の島は見どころ満載)❸ “台北101”
台湾でもっとも都市化された大都市『台北』
- 台北101(タイペイイーリンリー)展望台
2004年の大晦日以降、台北のシンボルになった地上101階、地下5階の高層ビル“台北101”は509.2mの高さがあるそうです。もはや日本人にとって高層ビルは特に珍しい存在ではないと思いますが、なぜか海外の都市の高層ビルを見上げると、てっぺんまで昇りたいという気持ちがわいてくるのは、見慣れていない都市を上から見下ろすことで、どんなものが見えるのかという期待感と、さらに雲が無ければ何も視界をさえぎるものが無い解放感、それとちょっとした優越感にひたることができるからなのでしょうか。
タイペイイーリンイー(台北101)の展望台は89階にあたります。しかし他の高層ビルではなかなかお目にかかることが出来ない屋外展望台が91階にあります。91階という高さで自然の風にふれてみるのも台北の旅の思い出の一つになることでしょう。
ビルの形が何ともユニークですが、これは節のある竹をイメージしたそうです。お正月の縁起物になっている松竹梅の竹は、中国でも縁起の良い植物になっているそうで、すくすくとまっすぐに天に向かってそびえ立つ台北101は、台湾の将来の成長を願っているのかもしれません。竹というだけあって、強風や地震に遭遇しても跳ね返すことができる生命力、復元力は高層ビルには頼もしいかぎりです。
展望台に昇るには5階でチケットを買い高速エレベーターに乗ります。5階から89階まで382mの高さを時速60km以上のスピードで、たった37秒で駆け上ります。気圧を制御するシステムが導入されており、耳がキーンと痛くなる心配もありません。日本の東芝のエレベーターが採用されていて、さすが世界から信頼される日本の技術が、台北でも活躍している姿を見ることができます。
天気が良く、風が強くなければ91階の屋外展望台が開放されていますので、さらに上からの景色を望むこともできます。
また88階では、重さ660t直径5.5mの世界最大の振り子を見ることができます。強風、地震からのビルの揺れを吸収するチューンド・マス・ダンパーは一般公開されています。ビル自体が揺れると吊り下げられた鉄球も揺れ、鉄球に接続されている制振ダンパーがエネルギーを吸収してビルの揺れを抑える装置です。通常のビルでは、立ち入り禁止の屋上や地下に隠れて配置されている装置ですので、他では見ることができないものです。